goodアフタヌーン#12
2010年 12月 23日
新連載が二本。
”鏡面のシルエット”は、王女の影武者になる
少年の物語。
ファンタジーもので、笑わせてくれるところも
あり、というような内容。
”幸運猫”はアフタ本誌でもルポものを書いている
駒井氏の4コマ。
萌え系化け猫喫茶で織りなされるコメディ、という感じでしょうか。
・こはるの日々
ソフトボールの授業のこはる、授業中に晃の教室を見ていて、
飛んできたボールに気付かずスコーンっと頭に命中!
という、こはるのいつもの”先輩スキスキ”な始まり方なのですが、
扉絵がかわいらしいやら笑えるやらで素晴らしい出来でした(笑)。
なんかこう、間がいいですね( ´∀`)。
また、それを心配する晃の反応の良さも、
良い感じの仲になってきてるんやなぁ、と感じさせます(^^)。
今回は、この”晃以外に何も見えない”という状態が
テーマになります。
帰り、参考書選びに晃が付き合いますが、
そこで、晃のおすすめを中身を見ずにお買い上げ。
先輩が言うから大丈夫、とのことですが:。
その夜、勉強の助けに、と、晃はお手製の”参考書”を
作ります。
その次の日は強風でした。
夏希萌えさんへのサービスショット(?)もあったりしましたがw、
昨夜作ったお手製参考書をこはるに渡した所から、
今回のメインエピソードに入ります。
渡したレポート用紙が、風に飛ばされ、それに反応して
こはるが、橋の上からダイビングをしてしまったのです;。
レポート用紙は取れたものの、下の植木に落ちて
怪我をしてしまいました(;゚Д゚)。
こはるの太ももに萌えたくもなりますが(おい)、
ここは”無茶やろおい”とさすがに突っ込みを入れたくなります;。
その無茶っぷりに怒鳴る晃。
こはるを思ってこそなのですが、こはるはイマイチわかってない
御様子・・・。そら心配になりますわ。
それから二週間、晃はこはるのことを避けます。
夏希達がこはるを許してやれば・・・といいますが・・・。
夏希達に、これまでの危険なエピソードを話します。
・・・”のろけ”と取られてましたが(笑)。
自分の為にもっと大きなことにあったら・・・と、
心底心配している胸の内を明かします。
夏希は、そのままこはるに言ったら、と助言します。
言う場面はその放課後。
こはるが晃の教室に迎えに来ていました。
いつも通りのこはるなのですが、今回ばかりは
晃の真剣な思いが勝り、思いのたけをぶちまけます。
そして、”睦月は、俺が睦月のためにって怪我したらどう思う?”
と問うと、”そんなのイヤです!””私が代わりになりますからぁ~”
と半泣き鼻水付きで訴えます。
鼻水をちゃんと戻すところまで2コマ使ってる所は、
いいなぁ、と思いました(笑)。
”もう、二度とすんじゃねーぞ!!””すげー心配した・・・”
とこはるにしっかりと釘をさすと、こはるは、
自分のことをたくさん考えてくれていることに
嬉しさを大きく大きく表します。
”うれしいのが・・・止まらない・・・です”の
表情がいいですねー。こはるかわいいよこはる( ´∀`)。
そして晃にすがり泣くこはる、抱く晃・・・
甘酸っぱくていいですw。
このままカラーページ掲載の次号に続きます。
・鉄風
リンジィのデビュー戦は”実践練習”を兼ねても余裕勝ち、
という強さをみせつけるものでした。
そのリンジィの凄さと、それを目の前にして、
”私が頑張ったらすごいんだから”と目をキラキラさせる
夏央も良かったです。
次回は紺谷さんの因縁の相手の本間さんが
お話の中心になりそうですね。
むっちゃ不敵そうです。
・蹴球少女
龍洞相手に大金星!その後のちょっとしたエピソード。
ユーキが女装しているユキちゃんに、龍洞サイドで幼馴染の
みゆきと進一がなにやらおかしなアプローチ(笑)。
や、普通に見たら、みゆきの方が正しいんでしょうが、
この場合、”百合”なんですよね(笑)。
そしてもうひとつユーキに待ち受けていたのが、
試合のMVP賞として”プレミアムちくび券”が用意されていたことw。
さてそのちくび券をどう使う?!(笑)。
・路地恋花
今回は美容室の慎吾さんの所のお話。
結婚式を控えた友達の美姫さんがお客さんです。
四つ葉タクシーから花嫁さんが降りてきた、
という扉絵、良かったです( ´∀`)。
昔、同級生の男子にガムを髪の毛につけられて、
それをなんとかしてから、髪を任せられている慎吾さんが、
美姫さんの髪を調髪する間に、美姫さんへの
思いをほんのりと巡らせていきます。
結婚する、ということで、複雑な思いもあったことでしょう。
仕上げた所の”こんな形で君を支配したのは俺一人”
という所によく出ていたと感じました。
美姫さんとしては、やっぱ慎吾さんの思ってる通り、
”ヘタレ”と言いにきたのでしょうかね。
美姫さんのお相手さんは、昔、ガムをつけた男子・・・。
うーん、より、”なんで先に私を選んでくれんかったんよー”
という気持ちを、最後に届けにきたように感じられますw。
・駅ナカちゃん
本当、じんわり好きです( ´∀`)。
今回は売店に書類を忘れて電車に乗ってしまった
お客さんのお話。
基本的に、あの狭い売店にじっとしてるのに、
軽い運動だけで走る電車に負けない走りで
追いついてしまう、という、すごい駅ナカちゃんが
見られました。
あと、何気に素足にスニーカー萌え(*´∀`)。
いや、ストッキングはいてるかも知れませんがw。
・水面座高校文化祭
いろんなドラマがあった文化祭もついに終わりを
迎えます。
”終わりの旗を掲げに”・・・なんとも印象的です。
それは誰だって同じなのですが、
旗を掲げに屋上を目指す都と草野君の道中に
異変が起きます。
水面高にいた妖怪のような者達が、
屋上への階段をループさせていたのです。
この文化祭、よっぽど楽しかったのでしょう。
”終わらせないで”と懇願しますが、
都は明日に進むことを説きます。
そうやって、ついに”水面高万歳”の
終わりの旗が掲げられました。
ここまでで、とてもしんみり来るのですが、
後夜祭に向けて、理事長絡みの、新たな動きがある模様です。
・恋スルー乙女
何も知らないのに近づいてきて期待されて、
ちょっと違えば”こんな人とは思わなかった”やら
”あなたのこと、よく分からなくなった”やらいわれるのは、
人を惹き付ける魅力を持つ人特有の悩みですね。
そんな”傷”を持つホー吉さんに、
ゆうきはどうアプローチしていくのか、というのが
次号・最終回の見どころになりそうです。
・ヒレフシ
いろいろと盛りだくさんすぎて、まとめきれません(;^^)。
コミックマルシェを舞台に派手にいろいろ
繰り広げられます。
もうカミィユ(木田君)的にはしっちゃかめっちゃかな
感じですね;。ちょっと前にあった、オタク趣味アレルギーやら、
鮫淵さんと山田君の裏切りの件やら・・・。
ビックサイトの屋上に綾小路花恋を連れてきたカミィユ。
手を尽くして綾小路財閥を破滅させ、花恋をも
手に掛けようとしたところで西園寺(山田)君登場!
激論の末、ようやく、心を開きかけたカミィユだが、
助けようとする西園寺君をふりはらい、
爆発するビックサイトへ落ちていく・・・。
正確には、西園寺君が掴んでいた上着を
抜け出して落ちていったのですが、
このあたりもカミィユらしさがとことん出ていました。
花恋を背負い、海までたどり着いた西園寺君ですが、
その花恋が、爆発の影響で失明してしまい・・・
次号最終回です。
・ハルシオンランチ
須磨大吉さん、とても笑えました。
そして、健気にも付いていく
エンタニルも良かったです(^-^)。
オチの”ついうっかり”やら
”ネバーマインド”やら、酷かったあたりは笑えましたw。