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呑気に行こうぜ俺のひとりよがり日記


by luckymania
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今月のアフタヌーン@09.10月発売分


・からん

 11月20日発売の単行本3巻のCMがカラーでありました。
なんか双子ちゃん、可愛さ3割ほど増してるなぁw。
 比嘉ちゃんもなんか回が進む度に可愛らしくなっていくしw。


 さて本編は、京がテストでパーフェクトを取った後のお話。
中学の時の実力テストでも満点を取ったけど、
他に212人が満点を取ってたから212位と同じや、と
考えるあたりは、負けん気の強い京らしいです。

 京としては、そんなことよりも、柔道の練習のための
チューブが切れやすい、ということの解決策について
悩んでいました。
 授業でテスト直しをしている時に、テストの問題用紙も
出さずに、ぼーっとチューブ対策について考えている京に、
国語担当の大村先生が”問題用紙なしで問題と答えをいいなさい”
と無理難題をふっかけてきます。

 ここで比嘉ちゃんが”そんなの無理”と助け舟をだします。
今まで京が困っていて、なにもできなかったことから
一歩踏み出すことができるチャンスを、おずおずながらも
ものにしたことは大きかったのではないでしょうか(^^)。

 さて、その無理難題、先生としては、不真面目な態度に対する
ペナルティとして出したものでした。また、将来の為を思って、の
ことだったのですが、先生のお説教中に、京が右腕を横に伸ばし、
なにやら仕草をしながら、その問題と答えを言ってしまいます。

 これを見て、雅は”直観像記憶”という言葉を思い出します。
これは、見たものを見たまま覚えてしまう、という先天性の
能力とのこと。ただ、内容を理解するには、一度、読まないと
いけないみたいですね。大辞苑も京にかかれば”大辞京”ですw。
 その説明から、京にいろいろ説いていき、フォローまで効かせる
雅は、どこまでも完璧超人やなぁ、と思いました(;^^)。
 この知識力や機転の利き方、空気の流れの読み方も、
立派に特殊能力だと思いますw。
 まぁ、この2人の持ち合わせる特殊能力がそれぞれの
足りない部分を補っている面もありますよね。
 京はこの能力や飲み込みの速さなど、”天才肌”の
持ち主ですが、”人間的な感情面”というのが
足りていないので、雅がそこを指摘し、補完する、という
流れも、時々見られますね。

 あと、”直観像記憶”に触れた時の比嘉ちゃんと穂積さんの
コンビの反応も”らしいなぁ”と思いました(笑)。
 話は戻って、穂積さんのテストの順位は最下位・・・。
なんかいろいろ深いキャラですね(笑)。でもそこが魅力です(^^)。
 
 また、今回、少々珍しくパニクった雅。
そこに”保”さんを思い浮かべて落ち着きを取り戻した
場面がありましたが、雅にとって、彼は特別な存在
なのでしょうね。
 その保さん、一巻で少しでていましたが、
関係などんなもんなのでしょうね。
 腹違いの兄弟?いとこ?この辺も気になるところ。


 しかし、これでクラスは静かながらに、
特殊能力を見せ付けた京に対して、引き気味に。
 これからどうやってこの状況を戻していくのか、
注目していきたいですね。



 今回の作者近況は、デジモノマガジンに
巨娘のことが載ったことと、
姫路商工会議所のキャラクター募集に応募したものが
ここひと月ほど展示されているとのことでした。
 姫路かぁ・・・同じ県なのに贅沢ですが、
ちょっと遠いなぁ・・・(´・ω・`)。




・友達100人できるかな

 
 子供の残酷さ、というのがテーマでした。
これもよく言われますよね;。
 知らないが故の残酷さで、生きていくうちに
自分で感じとり、命の尊さを自然に身につけ、
時には大人に教えられて、成長していくわけですが、
今回はまぁ、そんなお話。

 岡野君の弟の新二郎君は、まぁ、子供のいたずらレベルで
虫などの小動物を殺したり、頭を集めたりするのが好きなようです。
(その手の特殊趣向とかいうわけではなく;。)
 
 そこで直行は、新二郎君に友達になることと同時に、
命の尊さを教え込もうとします。
 
 朝顔を見せて、きれいだろう、と問いかけてみたり
(全部ちぎられたけど;;)、自分が虫にビビりながらも
つかんで”生きている”ことを見せようとしたり
(道明寺さんが見つけた巨大ゲジゲジに興味深々でしたが;)
しますが、新二郎君が捕まえてきた大量のダンゴムシを
逃がしてやるところで、底の方のダンゴムシが死んでいるのを
見つけ、それを”ダンゴムシが死んだことを忘れないようにするため”
と、お墓を作ります。
 これですよねー。やっぱ、生き物が命をなくす、ということを
実感させるには、こうした教え方がいいですよね。

 で、次の日、新二郎君がちょっとした森の中に
大量のお墓を作っていました。
 ”そんなに虫を殺したのか!”と思わず怒る直行に、
ここで自然に死んでた虫たちのためのお墓を作った、と
説明する新二郎君。

 そこで、自分の価値観を押し付けようとしていたかもしれない、
と反省する直行と、

 そして、新二郎君が猫の死骸を見つけ、
直行はドン引きしてしまうのですが、
新二郎君がお墓を作ってやろう、と二人で猫のお墓を作ります。

 そうして、友達メーターもバランスよく満タン。
お互いに良い機会を持てたエピソードでした。

 大人になって直行が改めて”子供にとってはすべてが新しく、
同じように見える”ということに気付きましたが、
年を取り、”経験値”を積むうちに、知らん間にいろんな見方が
変わっているので、結構気付きにくいものですよね。
 この辺を中心に、今回のお話は子供相手の業種の人たちに
読んでほしい内容かな、と思いました。




・カブのイサキ

 シロさんがとんぼに紛れて飛んでるあたりのシーンが
カラーになってたのが、雰囲気的にとても良かったです( ´∀`)。



・ぢごぷり

 母乳が出るところで母乳が固まってしまう、なんてことも
あるんですね;。とことん大変ですわ(;´Д`)。
 あと、藤森先生が可愛らしくて良い感じでした(*´∀`)。
なんかいろいろ柔らかそう。



・謎の少女X

 卜部さん、百夏のDVDを持ってて、あれだけ百夏に合わせて
踊ることができていた、ということは、運動神経だけでなく、
実は結構意識していて、振り付けも覚えるほど見て踊ってたのかもw。

 そして、やっぱり、この作品のキーワードである”よだれ”で
今後の方向性に決着をつけるみたいですね。
 最終的に、椿君は、両方とものよだれをなめるように
詰め寄られる展開になるのでしょうか(笑)。
 その辺もまた楽しみにしてみたいと思います。





 その他には、ラブやん(今号表紙)、
珈琲時間(今号最終回、単行本は12月発売!)
オクターヴ、ハックス!、ユルヴァちゃん、といったあたりを読みました。
by luckymania | 2009-10-31 23:44 | 月刊アフタヌーン